2006年06月29日

永田農法の中玉トマト収穫!

 ベランダで種から永田農法で育てている中玉トマト“フルティカ”。ようやく実が熟したようなのでいよいよ試食、あーんど糖度チェック。種まきから114日、5月7日の開花から52日、実が色付き始めてからだと10日が経過。

真っ赤に熟した中玉トマト“フルティカ”

 真っ赤っか。うまそう…

 10日も経ったしこれで完熟してると思うんだけど、同じ果房で先のほうの実はまだ青いのもある。

0629frutica.jpg

 トマトの第1果房は、実がつかなくなる“つるボケ”防止のためにも必ず結実させなければいけない(タキイ友の会誌「はなとやさい」2006年1月号p.33の連載記事“家庭菜園基本のキホン”より)ということで、記事に書いてあった通りに「トマトトーン」をスプレーしてホルモン処理で結実促進させたんだけど、そのとき花房の先端のほうは蕾も小さかったから、咲いていた分だけが着果促進されたせいもあるんじゃないかな。

 そんなことはともかく。

 果実を指でやや上の方に持ち上げると果梗のところからポロッと取れたので、それなりに熟しているとは思われる。

0629frutica_fruit2.jpg
(クリックで拡大)

 表面に永田農法トマト特有の“うぶ毛”が見えるでしょうか。ホコリじゃねーよ。指で何度も触ったので毛が折れてしまってるけども。汗

 さて、食べる前にいよいよ糖度測定。この日のために糖度計も買ったんだし。包丁で切るとすぐに果汁が出てくる。柔らかいわけではないが、みずみずしい感じ。えーと…

0629frutica_brix92.jpg
糖度9.2…

 あれれれ。こんなもん? フルティカは(種の通販カタログによれば)普通に育てて糖度7〜8度だそうなので(一般的な大玉トマトの糖度は4〜5度)、まぁ及第点ではあるんだけども。

 もっと、永田農法本に書いてあるような最高16度とかを期待してたおれは期待しすぎだった?

 少々首をかしげながら食味のチェック。

 ……う〜ん、濃い。確かに味が濃い。酸味が十分強いのに甘い。酸味はちょっとキツいかと思うくらい。市販トマトとは全然違う。今まで食べたどのトマトとも違う、初めての味。

 以前にスーパーで買った高級フルーツトマト“ハニーエイト”で感じたような後味のエグみはほとんど無い。やはり永田農法のトマトは、水分を絞っただけ(ではないかと推測される)のトマトとは違うってことか。

 ただ、皮は口に残る感じがあるね。「果皮は薄くて口に残りにくい」ってのもタキイの2006年春カタログに書かれてるフルティカの特徴なのに。水分を絞った分、皮が固くなってしまったのかもしれない。

 糖度が数値として足りない気がするのは、2日前に液肥を与えたのが失敗だったかなぁ。前回の液肥やりから6日目で、次の果房への栄養が回らないといけないから肥料を絶つわけにはいかなかったんだよ。それでも1日おいて表土が乾いている状態を確認して今朝8時に収穫したんだけど。

 そうそう、日照不足が大きいかもね。やっぱり。プランターの置き場所を変えたとはいえ、梅雨の時期に加えて晴れても午前中の6時間程度しか日が当たらないのは、糖度に影響しないわけにはいかないだろう。

 で、父の管理する家庭菜園で育てているごく普通の有機農法…ではないか、ちょっと肥料過多…の“フルティカ”(おれが同じ時期にタネを蒔いて苗を育てて父に渡したもの)が、同じく最初の1個が熟していて今朝採ったぞと連絡がきたので、こちらも糖度&食味をチェックしに行ってきた。

普通の農法で採れた中玉トマト“フルティカ”

 永田農法の果実よりも体積で2〜3倍くらいの大きさ。おれのはミニトマトサイズだったけど、こちらは中玉らしい大きさだね。

 でも色がちょっとくすんでる。写真の撮り方もあるんだろうけど、スーパーで売ってる安いトマトって、普通こういう色のような。完熟ではないのかもしれない。

 糖度は… 6.0だった。低っ!

 味の方は、……う〜ん。確かに永田のフルティカトマトとは全然違う。種から定植するまでは同じように育てた同じ品種の果実だとは思えない。言っちゃなんだが畑のは普通のよくあるトマト。食べ慣れた甘さ。果実はやや固めでまだちょっと熟し方が足りないかもしれない。もう2〜3日、樹上で置いておけば本来のフルティカの甘さになるんじゃないかな。

 こちらは皮が口に残ることもない。

 で、どっちがおれの口に合うかというと… 微妙だなぁ。正直に言って、味が濃ければ美味いとは限らないと思うんだよ。

 最近コンビニで味付けを倍の濃さにしたスナック菓子が売ってる(流行ってるらしい)けど、あんなのちっとも美味いとは思わない。何だったかチーズ味のを食ってみたけど、舌がしびれそうだし。酒のつまみにはいいのかもしれないが。

 トマトにしたって、まぁ食べ慣れてないのもあるだろうし、おれのほうが貧乏舌って話もあるが、でも味がキツい気がする。サッパリ系のサラダにして食うには、味が立ちすぎて浮いてしまいそうな感じ。主役はいいけど脇役には向かない「ガラスの仮面」の北島マヤみたいな(?)、と言えば分かるかなぁ。

 永田農法に合う品種と合わない品種もあるってことなのかね。永田農法本おすすめの品種“ファースト”や“ミディ”にするべきだったかも。

 そういえばスーパーで買ったトマトから種をとって育てたトマトの方も、もうすぐ収穫できそうなので、結論は持ち越しにしておこうと思う。
posted by uesugi at 18:59| 京都 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | トマト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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